人間ドックを受けるには、事前にしておきたいことがあります。まずは、どこの医療機関にするのかということを決めておくことです。全ての医療機関で受診できるわけではないので、自宅に近く、いざという時に通いやすい場所にある医療機関を探しておくようにするといいでしょう。また、職場や市区町村などによって、補助が出る場合があり、医療機関が指定されることもあります。
いくつかのうちから選べるのであれば、知り合いなどで行ったことがある人の話を聞いたり、インターネットの口コミ情報などを参考にして、申し込みをするといいでしょう。申し込みをする際には、早めに予約するようにしましょう。とても混み合う時期もあり、数か月待ちになることもあります。ですから、思い立ったら手続き等も素早く行うことです。
申し込みをすると、その医療機関から検尿や検便の検査キットや問診票が送付されます。当日の注意点や準備などについても記載されているので、それに従って準備をします。検便は数日前から採っても構いません。冷暗所に保管するようにしましょう。
そして、問診票は記入をして当日持参します。検尿は当日の朝一番で採るようにしましょう。前日の夜２１時以降くらいから、飲食を控える必要があります。降圧剤などを服用している人では、朝に少量の水で飲んでもいいことになっています。
そして、人間ドックに出向くときには、時間よりも少し早目に到着するようにしましょう。受付で検体と問診票を提出して、場合によってはその場で料金を支払い、人間ドックの検査開始になります。